
民航資源網によると、中国の旅行サービス大手、シートリップが2億5000万人分のデータをもとに、今年の端午節の観光客の動向などについてモニタリングを行った。21日付で中国網が伝えた。
今年の端午節に国内または海外に出かける人の数は急増し、ツアーと個人旅行の割合は半分ずつを占めた。「80後」(80年代生まれ)と「90後」(90年代生まれ)は個人旅行を好み、子ども連れや高齢者、初めて海外に行く人はツアーへの参加が多かった。
スマートフォンを使ってオンラインで予約し、旅行代金を支払う習慣が浸透。個人旅行客は前年同期比300%増に上り、10数万元の海外旅行代もスマホから気軽に支払う人が増えた。ビザ発給要件の緩和も海外旅行熱に一役買っており、人気の渡航先は日本が初めて韓国を抜いた。韓国は一気に4位まで陥落。「80後」に人気の渡航先は韓国ソウルと海南省三亜、「90後」はタイのバンコクとアモイだった。
(編集翻訳 小豆沢紀子)

|